先日、またまたシショーから1980年代のニューサイクリング誌をお借りする事が出来ましたので(一部70年代のラジコン技術も含まれております:笑)帰宅してから読んでましたけど、 “ツーリング車、その現状と未来を探る”という特集の中でアルプスの萩原浩氏、原サイクルの原氏、渡辺製作所の渡辺氏らの対談を読んでみて、実に感慨深いものがありました。 これからの自転車に求められるニーズを話されているんですが、30年近く経った現在を見てみると結果として当時の諸氏が予想だにしなかった勢いでメインストリームがロードバイク、MTB、クロスバイクに変化してしまった訳です... こんなにも大きく変化をもたらしてしまった原因は何だったのか?
今日、昼過ぎに35年前に行った事がある吉祥寺の、とある昔は有名な某なんとかかんとか東京サイクリングセンターという店に女房と二人で行って来ましたが、そこでの店主の話を聞いているうちに明確な回答を得る事が出来ました。(女房は自転車薀蓄並べ立てる前に接客態度や性格を先に矯正しろ! 頭ぶちきれそうで、あなたを残してすぐにでも外に出たい気持ちだったわ!!と表情には示さないものの怒り心頭に達して帰りのクルマの中で帰宅するまで延々とブチ切れていましたが、私も店主の話を聞きながら、これは、余りにも排他的、自己保身のみの話を一方的に話している様子に、 ...なんて哀れな人だ。 と思いながら店を後にしました)
現在に至るまでの店側の横柄な態度、コレクター側からの店主に対する神をも祀り上げる様な異常な接し方、変化を嫌う体質(変化に追従できないと自己保身しかないですから変化に対する非難しか出てこない)、さんざん自分の店の自慢話ばかりしていたら当然の事ながらどんどん視野が狭くなっていってしまう訳で、完全に狭窄状態!) そんな店は若者がランドナーに興味を示しても、スポルティーフを欲しいなと思って来てみても、あの調子で話をされたら、百害有って一利なしであり、もう自転車は乗りたくもねえや!! となるに決まっていると思いました。
........さっさと看板外してコレクターとだけ小さな小さな趣味の領域の中で店とコレクションを頑なに守って勝手にやっていて欲しいものです。 ............日本の自転車産業の衰退を考えさせられるものをつくずく感じましたね...
最近、意外にも珍しく今の若者達に自転車でのツーリング(ロードでは無く)が静かなムーブメントとなってきている現象を実際に目で見る頻度が増えて来ています。
乗鞍岳に近いフリーサイトキャンプ場でも10代、20代と思われる女の子がソロテントでキャンプしている横にはクロスバイクにフロントバッグ、リヤパーニヤバッグが装備されていてソロキャンプをしていたり、夏の帰省で青森の地方道を走っていても沢山の若者達がMTBに寝袋やテントを括り付けて走っている光景を幾度となく目にしましたが、当然の事ながら皆、目的をしっかりと持って楽しんでいるんだなと感じていますがそれで良いんだと思います。
クロスバイクであれ、MTBであれ、ジャイアントであれ、キャノンデールであれ、ママチャリであれ、選択肢は自由なのであって、旅に出て部品を調達出来難いシーラカンス的な自転車を何も好んで乗る必要は無い訳であり、ママチャリでサンダル履きで、コンビニで買った透明なレインコート着て乗っていても、今しかない年齢で、自分の足で、手で、目で、耳で、匂いで、肌で、 五感でやっている事を感じ取ってくる事がなにより旅の本質であり、自転車はその中の一つの道具でしかないのですから。
その意味では、使用したいパーツが手に入らなくなってしまった今日、東京神田アルプスが廃業を行った選択は至極賢明な事なのだと感じました。
然しながら、後2年延期していてくれていたら私はキャンピングサイクル(ローバーじゃないタイプで)、女房はスタッガートフレームでのランドナーをオーダー出来ただろうなと思うとこの様な店が廃業していく事がとても残念でなりません。
ガンガン! 壊れて、直して、壊れて、直して、乗る事が出来なくなるまで乗り潰します。 当たり前の事ですが....
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