| 本HPの趣旨からは大きくかけ離れてしまいますが、中々誰しもが体験できる訳でもない貴重な体験をしてしまったので、敢えてこれも旅の一部という事で掲載致しました。 本来であれば5月の連休はキャンプ道具をクルマに積み込んで自然を謳歌し、テント内のフォールデイング・コットで寝起きしていた筈が、ストレッチャーに寝かされ、救急車というクルマ(キャンピングカーに似てますが...)で移動し、挙句の果てには電動ベッドに縛りつけられて、古代アステカ遺跡の様なアジトで生活する羽目となってしまいました(w) 幻惑に関しては有りのまま、すべて体験した事を忠実に記載したつもりです。 今でも表現のしようが無い位恐ろしいまでにリアル且つシリアスでデンジャラスな体験でした。 己の意識とはまったく別個に、脳があ−−−でもない、こ−−−でもないと、試行錯誤しまくっていたのでしょうか... |
![]() (草加市立病院HPからのサンプル写真です) |
4月22日(木)AM9:20朝、勤務時間中に急に胸が苦しくなり始めたので、たまらず苦痛を堪えながらトイレに入り便座に腰掛けて苦痛が治まる事に期待したのでしたが、苦しさはどんどん増すばかり。 この苦痛だと収まりそうもない事を感じたので、携帯電話から119番に電話しようとしてみたがとてもとても液晶画面の文字すら読めなくなってしまった。 このトイレ個室内で気絶したら、いつまでも発見されないだろう危険を感じたので、便座から滑り落ちながらもドアを足で開放させ、そのままズルズルと滑り倒れてしまいました。 数分経ったでしょうか.....トイレに入ってきた同僚に発見されて、私は..... 救、 救急車を呼んでくれ... 救急車を待つ事約30分位でしょうか このまま俺は死ぬかもしれんな... と観念したと同時に自分の骨が入っている骨壷が脳裏に突如一瞬現れました! やがて救急車が到着しストレッチャーに載せられて救急車の中に収納されるが、(総務部長も同乗)具合等々を聞かれて後、救急外来のある草加市立病院へと搬送される。(この時点で妻の勤務先へと連絡が発せられ至急来院されたし!となった模様) 約1時間程にわたって検査を実施した(後日、妻から聞く...) 結果、急性大動脈解離の疑いが強く一刻も早い処置が必要と判断され、千葉県松戸市にある新東京病院へ緊急連絡され、これから割り込み手術の了解を得た後、ストレッチャーに再度載せられて救急車に搬入、草加市立病院の救急外来医長も同乗(総務部長も同乗)した上で、千葉の新東京病院へとサイレンを鳴らして救急車は走って行ったのでした。 (外来医長様、その際はありがとうございました) |
| 新東京病院に搬送されたのがAM10:30位でしょうか、その後各種必要な検査が行われ(その時点では私はもはや記憶は有りません...)病名を特定する事が出来たようです。 病名は"急性大動脈解離” そう あの加藤茶さんや石原裕次郎さん達も手術したという奴で、街中で倒れたら突然死って呼ばれる類の病気だったのです。 心臓から出ている大動脈がパンク寸前状態(パンクしたら血液が送れなくなり、その結果→脈が停止→死亡)となって、一刻も早く手術が必要であり、その為には今現在ここに居る人達のみで同意書にサインが必要との話が執刀医からあったので、妻が来院するのを待たずに会社の総務部長に承認のサインを求め、私も本人承認として意識も薄い状態の中で4枚程の同意書にサインをしたのだけは記憶に有ります。 その後、執刀医から "必ず助けてあげるからな!” という言葉を最後に、この時から集中治療室のベッドの上で目が覚めるまでの数十時間に渡って私の意識は完全に無くなったのです。 |
![]() (新東京病院とは関係の無い写真です) |
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手術開始日時: 2010年4月22日(木) 手術開始時間: 午後 0:00 手術終了時間: 午後22:00 手術時間: 10時間 病名: 急性大動脈解離 スタンフォード Aタイプ 手術内容: 急性上行大動脈人工血管置換 及び David法手術 |
| (新東京病院とは関係の無い写真です) |